突然ですが、私は強欲です(笑)
常に生産性を求め、効率を求め、マルチタスク。
本当に効率が良いかは分からないまま、同時に複数家事育児仕事を進めないと気がすみませんでした。
常に慌ただしそう…
時短家電や料理をして時間ができたとしても、結局、他のやるべきことが気になってしまう。
「いつか時間ができたらこれしよう~」なんて思っていたことは、またまた後回しになってしまい、満足感が得られない日々を送っていました。
気付くのに少し時間がかかりましたが、私が欲しかったのは、得るべきだったのは、
時間ではなく、「心」の余裕でした。
”常になにかに追われている”という感覚から抜け出すことからはじめました。
この記事では、そんな私が心の余裕を得るためにしたことをご紹介します。
(まだまだ修行中の身です)
自分と自分の周りの人を大切にする
育児をすれば、子どものために。
家事をすれば、夫のために。
仕事をすれば、お客様や会社のために。
・・・そんな風に、勝手に”誰かのため”、という思いを強く持って、今思えばかなり恩着せがましく行動していました。
自分がしたことで相手が喜んでくれるのは嬉しい。けど、以前の私は、どこかで見返りを期待していたのだと思います。
そんな期待を持たず、もっと気持ちよく育児も家事も仕事もするための近道は、「自分を大切にすること」でした。
私が実際に行ったことをご紹介します。
✔️自分ひとりだけの時間を持つ
(例)椅子に腰かけてコーヒーを飲む。通勤中に夜ご飯のことではなく、自分の好きなアーティストのことを考える。自分だけのために。
✔️当たり前にやっていることを自分で褒める
(例)今日も朝を迎えられた。子どもを園に送り届け、無事に会社に着いた。夫の脱ぎっぱなしの服を洗濯した。みんな笑顔で食卓を囲んだ。日常の当たり前が幸せだね。
✔️できなかった自分も認める
(例)毎日読み聞かせしているけど今日は疲れているからしない。それでも、子どもはすやすや気持ち良さそうに寝ている。自分ルールに縛られなくても大丈夫だよ。
「こんなことできっこない!」と思うでしょうか。
それとも、「こんな簡単なことで変わるわけない!」と思うでしょうか。
私は、そんなこと思う余裕さえありませんでした。でも、ひとつだけ分かっていたことがあります。それは、
ずっとこのままは嫌だ・・・
ということ。
余裕の無さは、子どもが大きくなって減ることはあっても消えるわけではない。
これは自分自身の問題なんだ!と気付くところから始めました。
同じように感じている方は、是非、次の項目以降のできそうなところからは始めて見てください。全てをやろうとする必要はありません。
読書をする
「ずっとこのままでは嫌だ」と感じたものの、自分ひとりで気持ちを整理する余裕はありませんでした。
これまでも同じような悩みを持った人間はいっぱいいる。それであれば先人の教えを乞うのが良い!
と感じて、まずはインスタやブログで、ママの悩み相談のアカウントをフォローしたり、検索して、当時の自分に「ぐさりと刺さる言葉」や「寄り添ってくれる言葉」に励まされました。
ネットは情報の取り方によっては、さらに自分を追い詰めてしまう可能性があります。紙の本は情報の正確性が高くなるため、おすすめです。
見返りを求めたGIVEばかりの自己犠牲主義だった私が自分を大切にしようと思えた本はこちらの2冊です↓↓↓
頼る・助けてほしいと言う
実家が遠く、知り合いが近くにいない私にとって、周りに助けてもらう、頼るの代名詞は、家事代行サービス。
ただ、平日は仕事で、休日は習い事やお出掛けで不在が多いわが家に、誰かを呼ぶのは、今の私にはハードルが高い。
日常的に呼ぶのはハードルが高いけど、自分ができないことは思いきって頼む!くらいのスタンスで、先日、エアコンクリーニングを頼んでみましたが、これは大ヒットでした!
というわけで、日々の生活で助けてもらえる(もらいたい)身近な人・・・
まずは、夫。
やってほしいこと、やられること困ること、実は思っていること、全部を一気に言うのではなく、気づいた時にさりげなく伝えるようにしました。
時には苛立ちながら言ってしまうこともあったけど、私が伝えることで気付いてくれたことや、反対に夫も感じていることがあって、言えてなかったことを伝えてくれるようになりました。
以前は、「私ばっかり・・・」という思いばかりでしたが、夫に話すようになってからは、「一緒に頑張る、そのために何をする?」という考えに至ることができました。
そして、子ども。
うちは5歳と3歳ですが、基本、自分のことは自分でするようにしています。
余裕がないうちは、「危ないから… ママがやった方が早いから…」と思って、頼まれてもないののに勝手にやってあげていたことが多すぎました😵💦
子どもって吸収が早くて、順応性も高い。羨ましいほど、おとなには決して真似できないほど。
代わりにやってあげることで、その瞬間は時短できても、長期的に見ると、成長の機会を奪ってしまいかねません。
自分でやりたがるがゆえ、出発前などはそわそわすることはあります。
はじめから全てはうまくいきませんが、時間がかかっても、結果的に親も子も成長できるので、おすすめです!
と言っても、ストイックにしすぎることもありません。甘えてきた時や困っている時は、手を貸します。言葉も目も心もかけます。
あとは、時短家電の導入です。
人に頼るのは難しいという場合は、ロボットや機械に頼るのが精神的負担が軽減されるのではないでしょうか。
金銭面やスペースなど、家族の理解は必要ですが、わが家が導入した時短家電はどれも満足度が高く買って後悔したものはひとつもありません。
時短家電については、よろしければ以下の記事をご覧ください!
日記をつける
今まで、アプリ、紙、写真付き、育児日記・・・と様々な日記を試してはいつしか辞めていました。
時間がないのに、タスク増やしてどうするの?
と思っていたのですが、「このままでは嫌だ」と感じている”自分”に対しては向き合う時間を取った方がいいのではないか?と考えるようになりました。その分、時短家電などで時間を捻出しました。
実際に今書いている日記はこちらです。
・前半は読み物になっていて、日記を書く意味を実感できる
・「変わりたい」と思う人に刺さる名言がたくさん載っている
・朝3分、夜3分で書けるので続けやすい
・月間チェック表や習慣トラッカー表で変化を感じやすい
本屋さんで購入したのですが、スピリチュアル系の棚に陳列されていました😃💦が、割りと理論的だと思います。
この日記を書きはじめてから、身近にある幸せに気付きやすくなり、いつか習慣化したいと思っていた運動を無理なく続けることができていて、効果を感じています。
プライベートのSNSをやめる
Twitter,Instagram,Facebook…
プライベートのアカウントで、最近なかなか会えない友だちとフォローし合っていましたが、全部削除しました!
今は情報収集ツールのひとつとして、インスタだけ登録していますが、プライベートの繋がりは一切ない、自分が本当に得たいアカウントと情報だけをフォローしています(爆)
兼ねてから、「人と比べるのが嫌」、「人の生活を追うより、自分の生活を豊かにしたい」と思ってはいたものの、なんとなくフォローしていいね!を押して、たまーに近況報告的な感じで投稿して、コメントもらって返したりしていました。
旧友が楽しんでいる様子を見ると嬉しいし、リアクションをもらえるのも嬉しい。
でも、毎日15分は何の気なしに見てしまうある種義務的なこの時間。
今の自分にはもっと大切にしたい時間がある!
と感じて、バサッと切り落としましたが、今のところ何も問題ありません!!ビシッ
本当に近況を知りたい友人とは電話で話すし、その友人から○○ちゃん引っ越したらしいよ~!なんて話を聞ける。そのくらいの情報量がちょうど心地よい。
冷たい言い方に聞こえるかもしれないですが、毎日インプット量が多すぎるとパンクします。心も時間も奪われます。
そんななか、あえて取りに行く情報でもないとアカウントを消したら、スッキリしました!
まずは今できそうなことをやってみよう!
今のご自身にとって、ハードルが高いこと、低いこと、それぞれあったと思います。
一気にすべてをやると疲弊します。
でも、例えば、今日お子さんに「お洋服自分で着てみる?」と聞くだけでも、一歩です。
明日、通勤中に時短家電を調べるのも、一歩です。
明後日、パートナーの方に「コーヒーいれたから一緒に飲まない?」と話す時間をつくるのも、一歩です。
そうして、日々の当たり前に感謝しながら、ちょっとずつちょっとずつ、一歩踏み出していくことが大切だと感じています。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、綺麗ごとでも良いんです。周りを気にして自分を犠牲にすることは、もうしなくていいんです。
いつも誰かのために頑張っていたあなたが「心の余裕」を持つために、この記事が少しでも支えになれれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪